国際的な基準を満たしています。

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JPISO

国際的な基準を満たしています。

国際規格とは、国を超えた組織によって定められ、国際的に適用される「規格」を示します。ISO(国際標準化機構)やIEC(国際電気 標準会議)規格はその代表的な例です。
一方、国内規格・国家規格とは、特定の国またはその国の国内標準機関として認められた団体によって制定されている規格で、我が国においてはJISJASがこれに当たります。
TBT協定締結後、国際規格は加盟国の国家規格に基づいて、各国のコンセンサスにより共通の規格として作成されるものとなりました。
つまり、日本のJIS 規格はISO規格に準拠されるようになり、例えば、ISO9000シリーズおよびISO 14001は、正式にはISO(International Organization for Standardization、国際標準化機構)から発行されていますが、日本においては、これと同等の規格がJIS規格、という仕組みになっています。
このことを言い換えると、ISO9001(品質マネジメント)の認証を受けていることは、必然的にその法人/組織が、国際的な要求事項(国際規格)を満たしていると言える訳です。

国際規格に基づいた認証制度(マネジメントシステムの認定)を受けるメリットは、各国独自に認証を実施するのではなく、国際的に通用する「共通の規格」を適用することで、認証の重複を防ぐ ことができ、国ごとに同じシステムの審査登録を実施する手間や時間を省くことができます。
そのためには、認証機関の間で、認証に必要な工程(プログラム) の同等性を確保することが必要不可欠になってきます。その同等性の確保のために認定機関同士が相互承認をっています。

ISOの認証取得が国際的な基準を満たしていることの根拠となる「相互認証」は、IAF(International Accreditation Forum,Inc. 国際認定フォーラム)において、17か国16の認定機関との間で品質マネジメントシステム(Quality Management System, 以下QMSと略)についての国際相互承認協定(Multilateral Recognition Arrangement, 以下MLAと略)の締結にしたことにより成立しています。

従って、ISO9001の認証を取得していることは、法人/組織または特定の国家の恣意的な基準ではなく、国際的に通用する要求(基準)を満たしていることになります。