第三者が認証します。

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第三者が認証します。

信頼できる製品・サービスの選定にはどのような価値基準が必要なのでしょうか。
カタログの、広告、ホームページなどを比較検討する、という手段も有効でしょう。
また、最近ではホームページ等の「クチコミ」を参考にするケースも有るかとは思いますが、「クチコミ」においても個人の主観の「最大公約数」でしかないと言えます。
製品・サービスだけでなく、それを提供する企業/組織が「顧客志向」という点において本当に信頼できるのかを判断することは極めて難しいことです。
このような判断には主観的な基準に基づく情報だけではなく、第三者による客観的な評価が必要です。
ISO9001とは、品質マネジメントにおける「世界で標準化された」規格です。
この規格を満たしている企業/組織に、ISO9001の認証が与えられています。

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「顧客志向」という点において世界で標準化された要件を満たしているかどうか、その認定は第三者が行う定めとなっています。
また、この「第三者」が適正な審査を行うに足るだけの能力があるかの見極め(認定審査)や、実際に評価を行う審査員の資格審査など、厳格な管理のもとで企業/組織の評価が行われています。

  1. 「認定機関(各国に1機関)」は、国際的な評価と承認を受けます。
  2. 「認証機関」は、審査を行う能力があるか「認定機関」の認定を受けています。
  3. 「審査員」(または審査チーム)は規格に基づいた評価と推薦を行い、「審査チーム」で複数の審査員による審査がによって行われます。

このような厳格な取り決めは、国際的に取り決められたもので、主観的、恣意的な判断がまぎれるの余地の無い、絶対的な信頼を裏付けます。

ここでよく誤認される点について指摘しておく必要があります。
審査員ひとり一人には「受審企業」(ISOの認証を受けようとする法人/組織)に認証を付与する権限は与えられていないという点です。
審査員の心証を良くすることで安易に認証を取得できる、ということは全く有りません。
ISO9001の要求事項は、その要求事項そのものを会社のルールにする、ということではなく、「受審企業」(ISOの認証を受けようとする法人/組織)が「顧客志向」という点において本当に信頼できる仕組みを構築するための「ルール策定のためのルール」です。
そして、その審査に於いても同様に、規格(要求事項)に定められた判断を求められています。
従って、「受審企業」(ISOの認証を受けようとする法人/組織)は、自らの提供する製品やサービス、または組織の特性を十分に考慮した「ルール作り」を行い、その「ルール策定がルール通りに行われているか」という判断を第三者によって行われるということからも、ISO9001の認証取得の意義と信頼性が高いことが伺い知れます。